追良瀬の風景はいつまでも管理人の心の風景です。
追良瀬川、枡形山、飯盛山、日本海、国道101号線、フナや小魚が泳いでいる堰(水路)、カエルが合唱したり、ホタルが乱舞している田んぼ、満天の星空、、、、、
色々なことを思い出しながら朝の散策をしてみました。
追良瀬は管理人が中学まで育った所です。
追良瀬小学校は卒業後間もなく、驫木小学校と合併して明道小学校になりました。
他の地区との大きな違いは、河川としては比較的大きい清流の追良瀬川があることでしょうか。
追良瀬川内水面の方の話では、この日(日曜日)に50人の釣り客が訪れているとのことでした。
毎年、静岡県から来られている、齢70を数えるお医者さんの釣り師に訪ねてみました。
「今年は鮎も少なく魚体も小さいようですね?」
「鮎は釣れなくても良いのです。追良瀬川の景色と人情味がなによりの楽しみなのです」
静岡県内でも大きい鮎が釣れる河川は沢山ありますが、「我先に釣りたい釣り客が多く全然楽しくない」とのことでした。
「追良瀬川の景色と人情」を釣りに来られた方に本物の釣り師を見たような気がしました。
追良瀬の神楽を止めてから10数年の歳月が経ってしまったそうです。
この手ぬぐいは岩木山の参詣の時の登山囃子の唱文するものですが、追良瀬の神楽の時に幟を持った若い人達が、追良瀬のお宮に参詣の時と同じ唱文だという記憶があります。
神楽を復活して欲しいという願いを込めて、岩木山神社にお参りにしてきました。
同級会の後で同級生の礼子さんに貴重な写真(左の写真)を貸して頂きました。。
(礼子さんありがとう!)
撮影年月は分りませんが、場所は追良瀬川の右岸側で奥に見えるのが大沢商店です。
小さい頃はこの唱文の意味が理解できなかった。
でも意味は要らないのであろう。
津軽が生んだ作家・石坂洋次郎でさえ
「意味は分らぬ。いらぬ。息を整えて、拭ったような秋空の背景の中に浮き出た、端麗な山の姿に接すると、胸を包むさまざまな膜を圧して、訳もなく迸り出るもの。それが『さいぎさいぎ』なのである」
と言っているように。
朝の追良瀬巡りで何人かの地元の方に会いました。
旦那さんの定年後に一緒に追良瀬に帰った方、自分が定年になったので帰った方、夏休みで帰省中の方にも会いました。
写真の福沢さんは3歳年長ですが、小さい頃に一緒に遊んでもらいました。
半世紀ぶりの再会にどちらからと無く抱き合ってしまいました。
同級生の弟は今回の同級会には参加されないようですが、いつか再会できたらいいですね!
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